制空権について、なぜ「確保や優勢を取ると良いの?」ということを、簡単に説明してみます。
2018年冬イベントでの超軽量編成は、「弾着を打つ必要が無い」編成としましたが、それでも制空権が必要なのです。
そういう理由も含め、出来るだけ直感的に解るよう、数字・用語・数式少なめで解説していきます。
目次
この記事について
詳しく知りたい方は、艦これ攻略Wiki – 航空戦 を合わせてみると理解しやすいです。
①「制空権」について
概要は以下の表の通り。
ドクロマークは敵が仕掛けてきます。
制空値について
必要制空値
制空権確保は3倍以上、航空優勢は1.5倍以上の制空値が必要です。
基本的には優勢、確保狙い。悪くても均衡、劣勢を狙っていきましょう。
敵の制空値=0の戦闘では、自動的に「制空権確保」となります。
制空値の計算
当然ですが、搭載数・搭載スロット・艦戦自体の対空などの数値が大きいほど強いです。
実際に艦戦などをどう組むかは、あれこれ考えるよりシミュレーターを利用させてもらったほうが早いです。
いつもこちらで計算のお世話になっております。
戦闘中の表示
「制空権確保」「航空優勢」「制空権喪失」は文字が出ます。
「航空均衡」「航空劣勢」は文字が出ません。
弾着観測射撃/戦爆連合カットイン
確保、優勢でこちらが弾着・戦爆連合カットインを撃てます。
劣勢、喪失だと、敵が弾着・戦爆連合カットインを撃ってきます。(表のドクロマーク)
被害を抑えるには航空均衡以上を取りたいです。
弾着観測射撃の発動率
確保は優勢より、10%ほど発動率が高い。
旗艦は10%発動率が高い。
迎撃
制空状態が良いほど、味方の航空戦力は落とされにくく、敵の航空戦力を落としやすい。
制空権確保 → ボーキサイトの節約
制空権確保状態では、搭載数17以下のスロットの艦戦・水戦は、計算の仕様上減りません。
(17×15/256=0.996…の切り捨て=0)
つまりボーキサイトの節約になります。
搭載18なら、1減って17になり、それ以降は制空権確保なら減りません。
2018年冬イベントで空母2に艦戦だけ持たせたのは、空母2必須、ボーキ節約、敵航空戦力を落とす、敵の弾着などを防ぐ、という役割のためでした。
逆に劣勢や喪失だと、艦載機がボコボコに落とされるので注意。
②「触接」について
触接(昼戦)
艦隊に「偵察機」が多いと、「命中値の高い攻撃機」に112~120%の攻撃力補正が掛かることがある。
水上偵察機・艦上偵察機・大型飛行艇(二式大艇・カタリナ)の3種が対象。
彩雲や零観は普段から載せているので、特に偵察機は意識する必要は無さそう。
攻撃機の命中値が+3以上だと補正120%となります。
制空権確保、優勢、劣勢で発動。(均衡は何もなし)
敵から見ても同様のパターンなので、優勢、劣勢、喪失で触接してきます。
夜間触接
九八式水上偵察機(夜偵) を装備している艦娘LV、装備数に応じて発動。
LV90なら2隻で90%発動。
効果は攻撃力+5、全体の命中+10%。
③「対空砲火」について
機銃、高角砲、電探を多く装備する程、個人も全体も対空が上がる。
機銃や高角砲は個人の対空値だけではなく、全体の対空も押し上げています。(計算式は違いますが)
駆逐艦・軽巡・雷巡の主砲を高角砲に変えたり、空きスロット・増設スロットに機銃を入れておくだけで良いです。
空母や空襲マスが多いマップに効果があります。
細かく言うと、個人=機銃、全体=高角砲が大きく寄与します。
改修した秋月砲は効果がスゴイので、優先して改修しておきたいところ。
対空カットインは、特殊な組合せ装備による、これらの上位版と思えばOK。
※2021/04追記
三式弾や高射装置も対空向けです。
・三式弾 = 陸上型特効目的
・高射装置 = 夜戦火力UP目的など
91式高射装置 = 開発解禁、改修で昼夜火力と命中上昇、補強増設に装備可能 と環境が激変した
(機銃 = 改修で昼砲撃と雷撃上昇)
対空力UPは個人=機銃(大)、全体=高射装置 で一長一短。
まとめ
本当にザッとですがまとめてみました。
モヤモヤしてた部分が明快になれば幸いです。
制空権確保は、敵の3倍も必要なので、特にイベント海域では難しいです。
こんにちは。
提督歴7年目にして「触接」についてよくわかってない事に気づきました…(^^;
(↑雰囲気で艦これをやっている)
一度ちゃんと調べようと検索していてmizuburo様のページに辿り着き、記事読ませて頂きました。うう、なるほど…!
ときどき「触接○%」って艦載機があるのは命中の数値に関係していたのですね…!
これからは積むときちょっとだけ意識しそうです。
わかりやすい記事をありがとうございました!
もうすぐイベントですね、頑張りましょう!p(^-^)q